購入を検討している、
賃貸用物件についてお話しします。
久しぶりに、ネットで見つけた
仲介物件を購入することに決めたのですが、
その一番の決め手が、
表題にもしている「
賃貸管理会社」です。
タイミング良く
売り物件を見つけられたこともあるかもしれませんが、
今回の私のケースは、
「この会社に賃貸管理をお願いしたい」
というのが、出発点にありました。
今からさかのぼること約2年。
場所は、淵野辺。
「どこですか?」
と言われてしまうかもしれません。
ここを目的にして足を運ぶような街ではない、
マイナーな街、駅だと思います。
数年後にリニア新幹線が「
橋本駅」を通ることを
ニュースなどで耳にされた方もいらっしゃるかもしれませんが、
その橋本駅から3駅くらい隣の、
神奈川県相模原市にある街です。
淵野辺は、木造アパートなども多く、
東京23区のような都市部と比べると、
空室率は高めのエリアです。
そんな場所にも関わらず、
入居率98%近くをキープしており、
会社の看板に「空室募集」とまで書いている管理会社。
思い立ったら行動するがモットーの私は、
不躾にも問い合わせをし、食事をしながら、
社長さんにお話を伺う時間を作って頂きました。
その後、タイミングを見ては、
「この物件、どう思いますか?」
と、管理受託して頂いた後のことを考えて、
不定期にやりとりをさせて頂きました。
その結果として、2年が経った今、
管理会社も私も良いと感じる物件と出会うことができ、
購入に向けて進んでいる、という流れです。
どんな賃貸管理会社か知りたいですか?
ご興味あれば、
こちらの書籍を手に取ってみて下さい。
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%88%E3%83%BC.../dp/4770900783さらに、今回購入物件を検討するにあたって、
探していた所、私が購入進めているA物件の他にも、
この管理会社が仲介で売りに出している
B物件も掲載されていました。
「あれ?紹介の声かけ頂けず、
ネットに仲介で売りに出てるよ」
と、私は感じました。
そこで、
「A物件とB物件だったら、
どちらが良いと思いますか?」
と伺いました。
すると、
「斎藤さんに紹介せず、
ネットに掲載しているということで、
ご理解頂ければ、と」
端的にまとめると、
そのような返答を頂きました。
そのお返事を踏まえて、
私はA物件に決め、話を進めることにしました。
短期的な利益を求めるのであれば、
会社の立場とすれば、B物件を販売し、
仲介手数料を受け取った方が、
収益が大きくなることは明らかです。
にもかかわらず、
A物件の方が良いと背中を押してくれた。
このような応対からも、
信頼を寄せるに値するとさらに想いを深めることになりました。
正直、ふたを開けてみないと、
今回の淵野辺という賃貸需要の弱いエリアに物件を持つことが、
本当に良いのかどうか分からない、
という想いもあります。
ただ、信頼を寄せるに足る管理会社の
応対や意見を踏まえて選んだ物件であれば、
賃貸経営面で、大きな失敗にもならないのではないか、
という想いの方が現時点では強いです。
ちょうど、私自身の現在進行形の実体験があったので、
それと合わせて、賃貸管理会社とのやりとりなどを
お伝えさせて頂きました。
ただ、私の場合、
今回の淵野辺に限らず、他の物件であっても、
賃貸管理の担当者に、
「この物件って、
管理引き受けてもらうこと可能ですか?」
ということを、今までに何度も相談したことがあります。
(実際は、相談はしたけれど、
購入に至っていない物件の方が多いです)
販売後、
そのまま自社で賃貸管理まで引き受けるという会社の場合は、
今日お話したような面倒なことはしません。
自社で管理できないような物件であれば、
そもそも販売しないからです。
なので、今日お伝えしたのは、
融資付けの面など踏まえれば、
進め方としておススメはしにくいですが、
ネットに掲載されている物件で魅力があると感じる。
ただ、その仲介会社がどんな所かも良く分からないから、
管理は、いつもお願いしているE社にお願いしたい。
そんなケースがある時に、
ぜひE社さんを、
いい意味でうまく活用し、
やりとりし、コミュニケーションを取ることが、
失敗しにくい不動産投資、大家業にもつながる、
ということを伝えたかった、
というのが主旨です。
また、物件購入時以外でも、
「賃料設定のこと」
「設備の交換のこと」
「空室時に部屋をリフォームしてみるかどうか」
など、賃貸管理会社は、
不動産投資、大家業を継続していくにあたって、
きってもきれない大切なパートナーです。
毎月、賃料が振り込まれてくるから安心だ。
それだけにとどまらず、
聞きたいこと、確認したいことが生じた時は、
賃貸の現場を一番良く分かっている、
賃貸管理会社に確認することが、
懸念や不安を解消してくれる存在になる、
と私は考えています。