「10年先の不動産投資のマーケットや投資環境って、
どうなっていくと思いますか?」
私は神様ではないので、
先を見通せるわけではもちろんありませんが、
私なりの考えを伝えたいと思います。
私は、
「物件の管理状態による選別が強まる」のではないか、
と考えています。
どういうことかと言うと、
例えば融資を受けて物件を購入する場合。
現在であれば、
「年収」「勤務先」「年齢」などの、
いわゆる「個人の属性」と言われる部分が、
審査では重視されています。
もちろん、購入しようとする物件に関しても、
「価格」だけでなく「総戸数」や「築年数」という部分も加味されて、
審査はされています。
ただ、「物件の管理状態」が融資審査で勘案されているというのは、
今の所、私が知る限りでは見たことがありません。
中古マンションで言えば、
購入前に必ず確認する書類があります。
これを確認せずに購入することは、例えて言えば、
相手の素性を知らずに結婚を決めるようなことだとさえ、
私は考えている書類です。
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それは、「重要事項調査報告書」です。
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すでに購入経験のある方であればご存じだと思いますが、
ご存じない方のために少しだけお伝えします。
マンション全体の過去から今までの共用部分の修繕の履歴や、
今後のメンテナンスに備えて、
みんなで毎月積み立てている修繕積立金がいくら貯まっているのか、
などが書かれている書類です。
その他にも、今後未来に向けて、
どんなメンテナンスが必要になるかを描いた
「長期修繕計画書」という書類もあります。
これは、
作成されているマンションと作成されていないマンションがあります。
どちらを選びたいか、と聞かれれば、
未来の計画がある=維持メンテナンスを
しっかりしていこうとする意識のあるマンション
だと感じるので、
長期修繕計画が作成されているマンションを私だったら選びます。
まだまだ登録されている物件は少ないですが、
ライフルホームズさんで、
管理状態をサイト上に評価して掲載する取り組みも始まっています。
https://www.homes.co.jp/mansion/management-evaluation/?_ga=2.219438617.1290792802.1613984084-663551268.1613984084">https://www.homes.co.jp/mansion/management-evaluation/?_ga=2.219438617.1290792802.1613984084-663551268.1613984084
築年数が経過して、古くなるマンションが今後増えてくること、
そして、資産価値などの面でも、
適切な維持管理がされていることが、
これからは今まで以上に大切になってくるという
現われの1つではないかと私は感じました。
また、少し話はズレますが、部屋の中に関しても、
リノベーションされる部屋も増加しています。
フルメンテナンスで今風によみがえるようなイメージです。
リノベーションがされている部屋であれば、
融資年数が10年伸びるという金融機関もあります。
(先日、私自身が経験済みです)
今後は新しいだけじゃなく、
古くても管理状態の良いマンションが評価され、
融資面などにも反映されていくような
仕組みができていくのではないか?
むしろ、 そうあるべきではないか?と私は考えています。
皆さんはどう思いますか?
ふるさと納税は、
「2,000円で、
各地の美味しいものや特産品を味わったり、
頂くことができる制度」
だと私は捉えています。
ふるさと納税のメリットを最大限に受けられる金額は、
収入・所得に応じて異なってくるので、
いくらが良いかはケースバイケースですが、
「所得税や住民税の先払い」
というのが、私の認識です(個人の場合)。
(こういうシミュレーションサイトもあります。ご参考までに。)
https://www.satofull.jp/static/calculation01.php
例えば所得税の税率が20%の人が、
50,000円ふるさと納税をした場合、
(50,000円-2,000円)×20%=9,600円
寄付金控除の仕組みで所得税を抑えるができます。
そして、6月に届く住民税は、所得税の支払いで
抑えられた9,600円と48,000円( 50,000円-2,000円)の差額、
38,400円分が差し引かれて納付金額の通知が届く、
というイメージです。
つまり、ふるさと納税は「寄付金控除」というくくりに入っていますが、
「納税」という言葉がついているように、
所得税や住民税を先払いしているというイメージではないか、
と私は考えています。
とは言いながらも、
確定申告で還付金が戻ってくるのは嬉しいですし、
翌年の住民税の支払いが抑えられるのはありがたい制度だなと感じます。
私自身、時々思い出したかのように、
「何か魅力的な特産品ないかなぁ(主にお肉(笑))」
とサイトを探して申請します。
また、同じ寄付をするにしても、
「ふるさと納税」の制度を通して寄付をした方が
税金的なメリットがあるので、
地元神奈川へも、下記のようなサイトを通じて、
応援の気持ちも込めながら行ったりしています。
(かながわコロナ医療・福祉等応援基金)
https://www.furusato-tax.jp/gcf/863
ふるさと納税は、
実質 2,000円で特産品などを頂けるような、
おまけ付きの税金の先払い制度です。
実質2,000円の年間メリットを受けられる上限がありますので、
闇雲に行うのではなく、
お財布とも相談しながら行ってください。
シミュレーションサイトなどで
上限の目安を知ってから行うこともおススメします。
節税とかおまけがあるという想いをメインに行ってしまうと、
のちのち嬉しさも半減してしまうことにもなりかねません。
少しお財布にもゆとりがあって、おまけももらえたらいいな。
というくらいの状態の時に行うくらいのスタンスが、
ふるさと納税との良い付き合い方ではないか、
と私は考えています。